メタボリック症候群(メタボリックシンドローム)とは?
メタボリック症候群の診断基準と原因
メタボリック症候群-診断基準
メタボリック症候群(代謝症候群)とは、「メタボリックシンドローム」とも呼ばれ、内臓脂肪型肥満に加え、高血圧・高脂血症・高血糖が複合していると、心臓病や脳卒中を引き起こす危険の高い状態のことをいいます。
メタボリック症候群については、2005年4月から、厚生労働省が比較的早期から健康診断と保健指導を徹底する体制を整備する方針を打ち出しています。
WHO(世界保健機構)によれば、この症候群にかかっている人は、現在、世界的に増え続けており、米国では、実に成人の30〜40%もの人が該当しているそうです。
日本人では特に中年以降の男性に多く、一般の人の中で5人に1人くらいいることが判明しています。
メタボリック症候群の診断基準は以下のとおりとなっています。
■内臓脂肪蓄積の可能性(腹囲) : 男性85cm以上、女性90cm以上
以下のうち2項目以上に該当
■高脂血症(中性脂肪値) : 150mg/dl以上
■低HDL(善玉コレステロール)血症 : 40mg/dl以上
■高血圧 : 最高130mmHg/最低85mmHg以上
■高血糖 : 空腹時血糖>110mg/dl、HbA1c>5.6
メタボリック症候群-原因
メタボリック症候群の原因といわれる肥満には、男性に多い内臓脂肪型肥満と女性に多い皮下脂肪型肥満があり、リスクが高いのは内臓脂肪型肥満で、ウェスト周囲に注意することが必要です。
ただ、内臓脂肪は、溜まりやすい反面、適切な運動によって、脂肪を燃焼しやすいという特徴がありますので、普段の生活の中にウォーキングやジョギングなどを積極的に取り入れましょう。
メタボリック症候群の予防と改善
メタボリック症候群の予防と改善方法は、
・バランスの良い食生活
・適度な運動
・規則正しい生活のリズム、
以上の3点を守ることです。
食事は、早食い、まとめ食い、朝食抜き、夜食、間食を避け、脂肪の摂取を制限して、食物繊維を多く摂取するようにしましょう。
また、禁煙と適切な飲酒量を守ることも大切です。
メタボリック症候群によって起こる、動脈硬化から進行する心筋梗塞や脳卒中といった突然死は、急な発汗などによって脱水状態になり、血液がドロドロになることによって起こりやすくなりますので、運動やサウナの前後には、充分な水分を摂取するようにしましょう。
そして、普段からストレスを溜めないように心がけて、休息と睡眠を十分に取るようにしましょう。