パニック症候群:症候群-基礎知識

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パニック症候群とは?

パニック症候群の症状と原因

パニック症候群-症状

パニック症候群とはパニック障害とも言われ、めまい、動悸、手足のしびれ、吐き気や呼吸困難、死ぬのではないか、狂ってしまうのではないか、という恐怖に襲われる症状(パニック発作)が起こる病気のことです。


パニック発作が起こると、その体験を非常に強烈なものとして感じるため、次に不安の発作が発生する状況を非常に恐れ、また起きるのではないかとさらに不安に感じ、外出を避け、家にこもりがちになったりします。これを予期不安といいます。

また、電車や人の多い人ごみなどで発作が起こった場合には、その後、電車に乗れなくなったり、人ごみを避けるようになったりします。

このような状態を広場恐怖といい、広場恐怖の原因のほとんどはパニック障害といわれています。


パニック症候群の判断は、病状が1か月以上続くこと、薬物や身体疾患、また、他の精神疾患ではないことが診断の基準になります。

判断は難しく、専門家などでも誤診してしまうケースもあり、自分で判断するのは難しいと思った方がよいでしょう。


パニック症候群-原因

パニック症候群の原因については、完全に解明されていませんが、脳内不安神経機構の異常ではないかと考えられています。

人の脳には無数の神経細胞があり、その間を情報が伝わることで運動や知覚、感情、自律神経などの働きが起こります。

その神経細胞どうしの情報伝達の役目をする神経伝達物質(ノルアドレナリンやセロトニン)の過剰分泌または不足、また、神経伝達物質を受け止める受容体の機能に異常が生じたためにによって起こるのではないかといわれています。

また、遺伝体質やストレスとも関係があると考えられています。

パニック症候群の治療法

パニック症候群(パニック障害)の治療には、主に薬物療法と精神療法があります。

薬物療法では、副作用のある「三環系抗うつ薬」「ベンゾジアゼピン系抗不安薬」より、副作用の少ない抗うつ薬として、「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」などが使用されます。

また、抗不安薬が使われることもあります。

精神療法では、「認知慮法」「行動療法」などが行なわれます。

「認知療法」とは、パニック発作が起きると思われる状態に、想像的、体験的に身をおき、その状態でパニックを起こさず冷静に、感情のコントロールができるような訓練をします。

「行動療法」とは、実際にパニック発作が起こる場所に対して、あえて行き、段階的に慣らしていく、という方法です。

また、カフェインやニコチンはパニック症候群を悪化させるので、コーヒーやタバコなどは避けるべきです。


パニック症候群は、少なくとも、重大な結果にいたる病気ではないので、病気だと割り切り、客観視して、地道に前向きに対処していくのがよいでしょう。

ある程度時間をかけて、徐々に回復していく病気なので、焦らず気長に治療にあたりましょう。



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